手動ステージ 関連

手動ステージ 関連

D-T方式のステージ

ベース板を取り外すことにより、XY、Z、XYZ、XZへの組み替えが可能になっ
ています。D-T方式のステージには、移動方法として主にラックピニオン方式
を採用しています。ベースおよびベース板が固定側で、ハンドルを回すことに
よりテーブルが移動します。
 
LM-412+SS-401+TS-413
移動量±10㎜のLM-412とゴニオステージTS-413を組み合わせました。
40㎜×40㎜ステージで構成されたコンパクトなX・Z傾斜ステージです。
LS-112+LS-912+LV-612
移動量±50㎜のLS-112と移動量±30㎜のLS-912、移動量±15㎜のLV-612をXYZに構成しました。
上軸になるごとに小さなサイズで構成していますので安定性に優れた組み合わせになります。

V-B、V-CR、HG-VCR方式のステージ

移動するテーブルとマイクロメータヘッドのスピンドルとの間をスプリングローディングすることにより、再現性が良く、バックラッシもほとんど無視できます。
案内に適当な予圧(プリロード)をかけ、案内のスキマが0になるよう製作しています。
V-B、V-CR方式のステージは、主としてマイクロメータヘッドを使用してテーブルを移動させます。
ベースが固定側で、マイクロメータヘッドを回すことによりテーブルが移動します。
 
 
ステージに取り付いているマイクロメータヘッドの位置はセンター、サイドにそれぞれ対称型があります。


XY軸ステージは、X軸ステージを重ね合わせたタイプと、ステージの高さを低くするためX軸(下軸)のテーブルとY軸(上軸)のベースを一体構造とした3枚構成としたスリムステージがあります。
高精度で高剛性のHG-VCR方式を採用したステージは、X軸ステージを重ね合わせて直交度を精度よく組み立てています。
タイプの違うステージを組み合わせて直交度を精度良く調整し、出荷することも可能ですのでご要望の際は別途お問い合わせください。

回転ステージ

テーブル粗動のみの回転ステージ
テーブルを回転させるための、ハンドルやマイクロメータヘッドが付いていないシンプルな構造です。テーブルを手などで直接回転させます。クランプ機構はありません。
粗微動のできる回転ステージ
粗動はクランプがされていない状態で、テーブルを手などで直接回転させます。クランプねじにて粗動のクランプをし、マイクロメータヘッドにて微動が行えます。
ギヤー式の回転ステージ
ハンドルを回すことにより、微動で回転します。360°の調整が可能です。

傾斜ステージ

傾斜2方向と回転のできるステージ
各々のハンドルを回すことにより、テーブルが傾斜回転します。試料(負荷)の重心位置は、テーブルの中央にてご使用ください。
傾斜2方向のステージ
各々のマイクロメータヘッドまたはアオリねじを回すことにより、テーブルが傾斜します。クランプ機構はありません。

ゴニオステージ

ハンドルを回すことにより、テーブルが傾斜します。2台を重ねることにより、回転中心が同位置の2軸の傾斜となります。水平面上で円弧運動をするゴニオステージもあります。
ゴニオステージの回転中心
複合カップリング機構を採用したゴニオステージは、図のような回転中心の異なる3 種類を用意しています。
それぞれステージ本体の厚さ分、回転中心までの長さが違いますので、ゴニオステージ同士を組み合わせても回転中心を一致させることができます。
1 軸ゴニオステージの移動イメージ
2 軸ゴニオステージの移動イメージ
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